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書斎の始め方 ── 最初に買う三点と、一脚
家具からではなく、灯りから始める。予算別に、置く順序を決める。
結論から書く。書斎は、机や椅子ではなく灯りから始めるのがいい。理由は三つある。値が低いので失敗しても傷が浅いこと、部屋の広さに関係なく効くこと、そして机がまだ決まっていなくても置けることである。
置く順序
一つめ、灯り。天井の照明を消し、手元だけを照らす。部屋が狭いほど効果がある。二つめ、机に敷く革の一枚。書く位置が決まり、紙が滑らなくなる。三つめ、本を立てる重さ。この三点で、机の上は完成に近づく。

椅子は四番目でいい。座り心地は現物を確かめる必要があり、寸法も部屋に依存する。急いで決めるより、三点を使いながら選ぶ方が失敗が少ない。
予算の目安
五万円までなら、灯り一点に寄せる。十万円までなら、灯りと革一枚と、本を立てるもの。三十万円までなら、そこに椅子が入る。順序を守れば、途中で止めても机の上は成立する。
よくある失敗
机を先に買うと、部屋の寸法に合わせるだけで予算が尽きる。天板の広さより、灯りの位置の方が読み書きの快適さを決める。もう一つ、椅子を写真だけで決めること。座面の高さが二センチ違うだけで、机との関係が変わる。

