本文へ移動

ISSUE 01 / OCTOBER 2026 A CULTURE OF THE STUDY

アイビーを、暮らしごと。

アイビー/アメトラの文化を起点に、机の上の道具から、家具、装い、暮らしの一日まで。
雑誌のように読める、部屋のつくり方。

今号の部屋 STORY ROOM No.01 / BRITISH CLUB

ベイカー街の書斎 ── 暖炉の前に、肘掛け椅子を一脚。

探偵の部屋は実在しない。それなのに、寸法がある。物語の部屋 その一。

この部屋を読み解く
ベイカー街の書斎 ── 暖炉の前に、肘掛け椅子を一脚。
ROOM SIZE約20㎡(原作の記述より推定) STYLEVICTORIAN SITTING ROOM MAIN MATERIALLEATHER / BRASS / OAK / WOOL

Editor's Note

実在しない部屋を、なぜ揃えられるのか。

実在しない部屋なのに、暖炉の位置も、椅子の向きも、誰もが同じに思い浮かべる。百三十年のあいだ、読者が頭の中で住み継いできた部屋だからです。
第一号では、その居間の物をひとつずつ、来歴へ遡ります。緑のランプは一九〇九年のニューヨークの図書館へ。革の椅子は、十七世紀の暖炉の前へ。そして最後は、海を渡った先の一九五四年、寮の朝の机へ。
どうぞ、ベイカー街の階段からお上がりください。──編集部

IVY STUDYの考え方

Study Rooms

空間から探す

家具を点で選ばず、過ごしたい時間から部屋を考える。
文化的背景、構成要素、現代住宅への再現方法、使用商品をひとつの部屋にまとめました。

すべての空間を見る

1954年、ニューヘイブン、寮の朝から夜まで

Featured Story A DAY / 1954

1954年、ニューヘイブン、寮の朝から夜まで

部屋も同居人も選べず、規則はないのに全員が同じ格好をしている。アイビーリーグに名が付いた年の、寮の一日。

10 MIN READ

特集を読む

Makers & Craft

作り手と手仕事

時を重ねるほど、その人のものになる。商品の背景にある工房と素材を訪ねます。

Journal

文化・人物・歴史を読む

家具の背景には、歴史、仕事、装い、本、音楽があります。文化からものを選ぶための読み物。

1895年、ロンドン、探偵の朝

A DAY / 1895 9 MIN READ

1895年、ロンドン、探偵の朝

手紙は日に何度も届き、灯りはマッチで点け、依頼人は予告なく階段を上がってくる。原作の記述だけで組み立てた、探偵の…

記事を読む

1891年、挿絵が帽子を発明した

TIMELINE / 1891 7 MIN READ

1891年、挿絵が帽子を発明した

誰もが思い浮かべるあの帽子は、原作に一度も出てこない。1891年、一人の挿絵画家がホームズの顔と帽子と部屋を決め…

記事を読む

1909年、緑の傘のランプ

TIMELINE / 1909 6 MIN READ

1909年、緑の傘のランプ

明るくするための灯りではなく、暗いままにするための灯り。図書館の長机の光景には、発明がひとつ隠れている。

記事を読む

すべての記事を見る

Consultation

あなたの一室に置き換えるために。

間取りや手持ちの家具を伺い、最初の一脚から組み合わせをご案内します。搬入経路、寸法、素材、納期のご相談も承ります。在庫のない品は、近い役割を持つ品もお探しします。