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無塗装の真鍮、最初の一年 ── 曇りは汚れではない
手で触れるところから曇る。磨くか、磨かないか。
無塗装の真鍮は、買った日が一番きれいではない。手の触れるところから曇り、光の当たる面は明るいまま残る。半年もすれば、その机にしかない色になる。
何が起きているか
曇りは汚れではなく、空気と手の脂による表面の変化である。強度にも機能にも影響しない。塗装された真鍮製品が変化しないのは、樹脂の膜で空気を遮っているからで、その膜は数年で剥がれる。無塗装は、剥がれる膜を最初から持たない。
磨くか、磨かないか
どちらでもよい。磨けば買った日の色に戻り、放っておけば深く沈む。決めかねるなら、一年は何もしないことを勧める。比べる相手がないうちに磨くと、変化そのものを見ずに終わってしまう。
磨く場合は、金属用の研磨剤を柔らかい布に少量取り、円を描かずに一方向へ。水気は必ず拭き取る。

やらない方がいいこと
食器用洗剤に浸けること、研磨剤入りのスポンジで擦ること。前者は色を斑にし、後者は細かい傷を残す。


